夢いっぱいの旅行会社ホワイト･ベア－ファミリー社長近藤康生の好運記

お休みパート２

クルーズも４日目、悶々としたストレスから少しは癒されたかな？と思っていたところに突然日本から携帯電話。

航海中はほとんど入らない携帯ですが、たまたま港に入ったときに鳴り響きびっくり、内容を聞いてまたまたびっくり。６年越しの大問題が解決したというのです。

解決するのは想定内だったのですが何時になるのかというのが解らず、お手上げ状態でした。

大喜びも束の間、問題は解決したと知らされても、色々な処理をしないことには実際の解決にはならずこれからがまた忙しい。

ところが、私は船の中に閉じ込められて、いわば軟禁状態。

「飛んで帰りたい！」

悶々としたストレスから、イライラに変わって、暫くするとあきらめの境地。

こうなりゃ、食べて飲んで居直ろうと覚悟を決めました。

しかし、運というか、転換期というか動き始めると色々な事が動き始めるものですね。

「ピンチは最大のチャンスなり」、昔からの信条なので密かに大きなチャンスがやって来たんだと思いながらも悶々とした船旅は続くのでした。

ロングバケーション

衝撃的な撤退劇も収まらないまま、長期のお休みです。

今年の初めから計画していた、ワイフとの結婚○○周年旅行です。

飛行機で飛んで、船でクルーズ。最近人気のフライ＆クルーズと言います。行き先はアラスカ。超人気のクルーズコースだけあって素晴らしい旅行でした。

たぶんン十年前の新婚旅行以来のながーいお休み。気兼ね無く休めると素晴らしいのですが・・・

何故か先週には今まで経験したことが無い撤退劇をやらかせてしまったところです。気兼ね無いどころか気持ちは仕事モードのまんま。

飛行機に乗っても、船に乗っても「心配」というか「いらいら」というか、とにかく落ち着かない。

「もやもや」でいっぱい。見る夢も「もやもや」だらけ！ストレス抱えたままの出航となりました。

ちょうどいい転機になる予感を抱いて出発。

一大プロジェクトから撤退

今週、私にとっても我社にとっても今まで最大規模のプロジェクトを中止、撤退することになった。

約半年前から本格的に準備して進めてきた計画であったのであるが悩みに悩んだ末に撤退を決めた。

プロジェクトは今迄で最高の投資になる予定で、スケジュールとしてはかなりの所まで進んでいたので、「止めました。」で済む話ではない。

今週はお詫び行脚である。

撤退すると言うことの苦しさもたっぷり経験することになる、このブログもだいぶ遅れてを書いている立ち直るのに少し時間がかかった。

撤退と言うのは、決めるのも勇気がいると思うけど、その後のもやもや感がなんとも気持ち悪いものである。前へ進むのであれば、いくらしんどくても頑張りがいがあるのであるが、このなんとも言えないもやもや感は結構辛い。

夜な夜な悪い夢も見てしまう、数日前の元気に飛び回っているときとは大違い。気持ちを持ってゆくところが無いというパターンだと思うのだが、まるで窓際に追いやられて仕事を取ってしまわれたようである。

しかし、多くの関係者に御迷惑をかけた。暫く問題は引きずりそうであるが、誠意を持って謝るのみである。

一件落着すれば、好運が回ってくると信じているのだが・・・

久しぶりの沖縄

７月らしい、晴天の沖縄です。この暑さは個人的には大好きです。

今日は午後から半日、わけあって読谷村の観光地？めぐり、となりました。

まずは、世界遺産に登録された座喜味城跡、恥ずかしながら始めていってきました。すがすがしい場所ですが、城跡よりも読谷村すべてが見渡せる、景色のよさに感動。もっと宣伝しないとだめだなと個人的には反省。

座喜味城跡から見晴らして気になったのが、新しい建物。マンションなのか？ホテルなのか？３つ４つ目に付いて行ってみる。

残波ゴルフ場のすぐ近くの東シナ海に面したがけの上に立っている高級？マンションが斬新でお洒落。米軍基地の高級将校さんに貸すのだそうで、これは沖縄でも最高のロケーションです。

たぶんお家賃３０万とか４０万でしょうと言うことで、いってみるとやはり車はＹナンバー（米軍の方）ばかりで、地元の方はほとんど居ないみたい。

米軍と言えば、像のオリで有名な米軍通信施設が撤去され返還されました。さて、困られたのは地主さんらしいです。当然米軍からの地代は突然ストップ、土地は原野の一角ですからすぐに使うにはちょっと難しい。

反対運動のおかげで返還されたものの、地元では返還反対派の方がたくさんおられるとか・・・結構難しい問題です。

いろいろ勉強させてもらって読谷村の将来は、なんて考えるとやはり、基地への依存ではダメで、共生して行きながらも観光振興しか無いのでしょうね。

我々沖縄で食わせてもらっている会社はもっと地元の視点に立って考えないといけないと反省の１日でした。