夢いっぱいの旅行会社ホワイト･ベア－ファミリー社長近藤康生の好運記

今日は年度末

月末です。３月は多くの銀行さんが年度末。我社は９月決算なので今日で前期が終わりです。さすがに金融機関の融資競争が激しいとあってこの月末目指して、いくつかの銀行さんから積極的に資金調達のお勧めがあり、借入金が知らぬ間に増加。

普通の旅行会社はあまり借入れが要らないらしいのだけれど、我社は違う。新規事業、ＩＴ投資、旅行関連事業（そう言えばかっこいいけれど・・・）なんせ、夢と勉強が好きなものだから、大の銀行のお得意様。

借りたものは返さなければいけないという、簡単な原則をついつい忘れてしまって、経理・財務のスタッフに叱られる。社長が借り入れしておいて期末には返せ、負債を減らせと毎年言われる、らしい。今年もそのパターンかな。

しかし、今期ももう半分が終わってしまいました。実は、我社前期の取扱高はほぼ昨年と同じで終わってしまって大いに考えさせられた数ヶ月でした。反省を含めいくつかの軌道修正を実施。明日からの後半期で飛躍を誓います。

経営者には安心は大敵です。

記者さんの取材

日経新聞の記者さんをご紹介いただいてあれやこれや雑談。いつもの調子で旅行業はなかなか儲けにくいビジネスで・・・と話しを始め、やはりこれからのビジネスとなるとＷｅｂ戦略をどうして行くかになってしまう。結構、好意的にお話しさせていただいた。

旅行業社が儲けにくいのは、代理店業の性で、各社のオリジナリティが出しにくい＝他社と差別化しにくいという根本的問題に突き当たる。何とかこの問題をブレイクスルーしたいといつももがいている。

経済部の記者さんでしたが、色々な企業やビジネスを第３者的に見ておられるので、何でも良く知っておられるし、理解が早い、賢い。ついついこちらがどうすれば良いかアドバイスを聞きたくなったりしてしまった。

たとえば、ＪＴＢさんとどう違うんですか、とか聞かれると、うーん・・・と詰まってしまいます。

我社は他社と比べてここが違います。とはっきり胸を張って言える会社になりたいですね。

今シーズンＷｅｂサイトで国内パッケージツアー販売の新システムをリリースする予定です。

もちろん大ヒットをもくろんでいるのですが、せめて差別化の一つの戦略になれば嬉しい。

請うご期待。

一番大切なものは

経営者にとっても一番大切なものは「健康」です。誰かさんのようにお金なんて発想は出てこない。

実は、昨日から初めての人間ドック入り、この歳になって初めて病院でのお泊り、きれいな病室だったけど全く落ち着かない夜でした。案の定色々引っかかって、２科での再検診、この半年ほどは不摂生だったので、想定内でしたが、やはり落ち込んでおります。

一番大切なものは「健康」はほとんどの人がそうだろうけれど、社長の責任を考えれば考えるほど、気をつけるというよりさらに努力しないといけないわけで、十分わかっていることを医師にはっきり言われると、情けないよね、反省しきり・・・

健康に悪いことをわかっていて、軌道修正できないのはやっぱりだめですねぇ。経営者に限らず成功者の多くの人が健康のために大きな努力をしている。人のことを理解しようと思ったら健康に対する知識がないと理解すら出来ないし。

今日から出直し。

超健康を目指すことと、好業績を目指すベクトルはほぼ同じパワーだものね。

人気温泉旅館ホテル

私のデスクの横には２００５年度人気温泉旅館ホテルベスト１００なるランキング表が張ってある。観光経済新聞社が出されている旅行業者が投票したランキング表である。

雰囲気・施設・料理・サービスと４項目があってそれぞれのランキングがあるのだけれど、ちなみに料理のベスト3は、ホテル秀水園（指宿）、あかん遊久の里鶴雅（阿寒）、稲取銀水荘（稲取）の順

サービスのベスト３は、あかん遊久の里鶴雅（阿寒）、ホテル秀水園（指宿）、加賀屋（和倉）の順番である

旅行会社はお客様に喜んでいただけるようにと願ってこのようなデータ－は大切にするのだが、私はどのようにして高サービスを維持されているのかその運営・経営に当然興味がある。先日サービス部門トップのあかん遊久の里鶴雅に宿泊させて頂いて感激とショック。

感激はもちろん従業員の接客態度、一言で言えば全従業員でもてなして頂いたという感じ、一人としてお客様に無関心な人は居ない。ショックはその努力、びっくりするくらい分厚いマニュアル、ありがたくも大西社長のお話を聞くことが出来たのだが、１年以上かけてマニュアルを作成し毎日朝礼でサービスチェックをされているという。

我社のサービスを振り返ってみると反省することばかりで、少しでも見習ってゆきたいと思います。しかしこのような素晴らしい旅館・ホテルとお付き合いできるというのは幸運の第一歩ですよね。

新卒採用

新卒採用会社説明会は今年に入って大阪３回、東京３回の合計６回を開催、毎年の事ながら会社説明会では必ず私も話をする。学生君が目を輝かせて来てくれるのだから当たり前かもしれないけれど、社長からすると「自分で自分の会社はこんなに素晴らしいよー」と言っているわけであまり能書きばかり言えないよね。

実は我社はこれだけ素晴らしいよと言っているのは学生君に言っているだけじゃなくて自分自身に対して言い聞かせていることもたくさん入っている。いわば、有言実行のための講演というところかな。しかし真剣に語りかけているのは間違いないから、自分自身の勉強にしようと思って毎回話しております。

さて、今日は朝の１０時から夕方５時まで学生君の面接でした。どんな人だろうと思って一生懸命話を聞くのも重労働です。面接の練習もしてるだろうし、何社も訪問している学生君は強敵です。この時期、我社の面接官もへとへと、私なんかすぐに「この人はいい」とか思ってしまって、間違いなく下手な面接官。

チャレンジを提唱しているわけだし、新規事業や企業内起業も大歓迎。

観光業は世界でも最大のマーケットだし、旅行なんてほんとに幅広いジャンルがある。

情熱家いつでもお待ちしております。

最初の一歩

今年に入って我社の本社２階にマーケティング本部が出来た。

最初のプロジェクトはＷｅｂサイトのリニューアル。

リニューアルついでにＷｅｂマーケティングチームのミーティングで、どうやら社長にもブログを書かせろとなったらしい。

日頃から偉そうにこれからはＷｅｂだのＩＴだの、言っている手前、「サイトリニュ－アルに合わせて社長のブログがあったほうが絶対いいと思うんですけど・・・」とＫ部長にさりげなく言われると「うん、わかった」と言うしかないよね。

しかし、ふと考えると会社のオフィシャルサイトにリンクしたブログって本名で真っ向勝負しかない。いいかげんに書けばいいってもんじゃない。こりゃ困った・・・

それから一週間悩んでちょうど５０歳の誕生日を迎えてしまった。

ひとまず、最初の一歩。